メンタル弱体化問題

モスリムの顧客、パキスタン籍のエリートのエンジニア。外国籍企業から企業内転勤で来日するが、コロナ禍で前職に契約が終了となり転職をした妻子持ちの40歳。

前職で2年と転職半年で計2年半の日本滞在で、日本について勉強していて、なかなか鋭い考察をする。

パキスタンは日本と比べて経済力や治安がかなり低い水準だけど、彼はエリートで日本に住みながら高収入で高水準な生活をしている。

彼がいうには、日本は国民に元気がない。特に若い世代を中心に人間不信。絆が弱い。どんどん日本人は孤立が進みネガティブな人が出ている。

彼の母国パキスタンでは、家族の絆が深く、友人や親戚が家を訪れたときは、もてなしを大事にすると。自分が子どもの頃は日本の家族もそれに近かったし、現在ほど崩壊してなかったな。

日本の離婚率の高さも最近の話で、自分が子どもの頃は片親は少なかった。親が離婚している子は少なく、同情されたりグレたりしていた。現在は3,4人に1人の子が片親だったりする。

祖父母が家にいる家も少なかった。現在は高齢者のひとり暮らしや、介護施設へ入所と家族の絆は確実に少し昔と比べても激変している。

その絆の弱さがメンタルに影響している。実際、鬱やら病んでいるって人が身近にも増えてきてる気がする。

そのモスリムの顧客は、日本人のメンタルの弱さのひとつに信仰心の無さも原因ではないかと言っていた。

別に神はなんでも良いんだよ。一神教のモスリムからそういう言葉が出るのは意外だった。

人間が制御できない問題は起きる。不幸に遭ったときにその問題の解決や不遇を日本人は、他人や国(政府)の責任にし、人に責任を押し付ける。

解決されない不遇を他人の責任にして、他人を恨む。それが人間不信を生み出している。

人生に不遇なんてつきものなのになぁ。自分が不遇に遭ったら人のせいにするほど落ちぶれて、思ったように助けてもらえなきゃ人を攻撃したり、絶望し精神を病む。

自力でもうちょっと頑張れよ!と思うけど、頑張れはタブーですという環境になってしまった。これはなかなか大変になってくる。過度な精神論は問題視されても良いけど、精神論自体を全否定してしまうとメンタルよわよわになるわな。

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